キリストの福音上陸の地・鹿児島

聖金曜日(主の受難、大斎・小斎)

投稿日:

日時:
2023年4月7日 終日
2023-04-07T00:00:00+09:00
2023-04-08T00:00:00+09:00

▼聖地のための献金

14世紀中ごろ、教皇クレメンス6世は、パレスチナ各地の巡礼所とヨーロッパからの巡礼者保護をフランシスコ会に委託しました。その後、政情不安定な聖地で苦労している修道者たちを支えるために行われるようになった献金は、いつのころからか主の受難と死を記念する聖金曜日にささげられるようになりました。そして教皇レオ13世は1887年、カトリック教会のすべての小教区にこの聖地のための献金を命じました。

全世界の教会からローマ教皇庁に集められる献金は、現在、イスラエル、ヨルダン、キプロス、パレスチナ自治区内にある数多くの巡礼所や聖堂などの維持管理に充てられるほか、聖地の貧しい兄弟のための福祉施設や教育施設の運営、奨学金や生活保護などの資金として使われています。

  • B!

お勧めの記事

1

カレンダー 日時: 2023年4月7日 終日 2023-04-07T00:00:00+09:00 2023-04-08T00:00:00+09:00 典礼歴 鹿児島教区司教 中野裕明 「対話を通しての …

2

カレンダー 日時: 2023年4月7日 終日 2023-04-07T00:00:00+09:00 2023-04-08T00:00:00+09:00 典礼歴 鹿児島教区司教 中野裕明 「被造物を大切に …

3

8月15日は「太平洋戦争終結の日」であり、「聖フランシスコ・ザビエルによる日本へのキリスト教伝来」の日であり、「聖母被昇天の祭日」でもあります。これらの出来事において、「天の父の御心」が実現した日であることを感謝し、世界の紛争地に1日も早く平和が実現するように祈りましょう。

4

教皇フランシスコは、多くのキリスト信者の心を覆っていた「正義の神」、「裁く神」のイメージが「いつくしみ深い神」というイメージに転換することを強く望んでおられます。ミサの式文の中では祈りの冒頭に「いつくしみ深い神」が多用されていることに気づくのではないでしょうか。

5

6月は「イエスの聖心の月」です。イエスの心臓が茨の冠で拘束されながらも愛の炎を燃え上がらせているご絵を思い浮かべてください。このような熱い愛を、洗礼の恵みを私たちは受けているのです。