郡山健次郎司教
2006年1月29日叙階
ローマ教皇庁は、ローマ時間12月3日正午、日本時間12月3日午後8時、鹿児島司教区の新司教にパウロ・郡山健次郎神父(63歳)を任命したと発表した。
パウロ糸永真一司教
在任期間1970~2006.1
確か40歳の若さでの司教就任だった。36年もの永きに亘って鹿児島教区の霊父として勤めた。それだけに、この世的な言い方をすれば、残した功績は多い。何よりも、公会議後の教会の新しいあり方と見える形を整えたことは、日本16教区中、最速を誇る。
- 司祭の給料制による平等化。この制度は、幼稚園や高校大学からの給料も全てプールすることではじめて実現する。未だに、司祭の貧富の差を克服できない教区があることに驚く。鹿児島教区の司祭団の一人として最も誇らしく思うことの一つだ。
- 班制度の導入
- 司牧評議会の設置
- 二年に一度の教区評議会
- 経済の自立
- 信徒倍増論。日本中の度肝を抜いたほどにインパクトがあった。
- ザビエル渡来450周年記念祭。大成功を収め、そのものずばり、「ザビエル450」と屋号を変えたホテルまで現れた。
- その他数え上げたらキリがない。
里脇浅次郎司教
1955年~1968年
1955年2月25日鹿児島知牧区は司教区に昇格、初代司教には里脇浅次郎師が任命され、1955年5月3日司教に叙階された。
1968年12月19日里脇司教は長崎大司教に任命されて転出