キリストの福音上陸の地・鹿児島

歴代教区長

投稿日:2014年4月9日 更新日:

郡山健次郎司教

2006年1月29日叙階

ローマ教皇庁は、ローマ時間12月3日正午、日本時間12月3日午後8時、鹿児島司教区の新司教にパウロ・郡山健次郎神父(63歳)を任命したと発表した。

パウロ糸永真一司教

在任期間1970~2006.1

確か40歳の若さでの司教就任だった。36年もの永きに亘って鹿児島教区の霊父として勤めた。それだけに、この世的な言い方をすれば、残した功績は多い。何よりも、公会議後の教会の新しいあり方と見える形を整えたことは、日本16教区中、最速を誇る。

  • 司祭の給料制による平等化。この制度は、幼稚園や高校大学からの給料も全てプールすることではじめて実現する。未だに、司祭の貧富の差を克服できない教区があることに驚く。鹿児島教区の司祭団の一人として最も誇らしく思うことの一つだ。
  • 班制度の導入
  • 司牧評議会の設置
  • 二年に一度の教区評議会
  • 経済の自立
  • 信徒倍増論。日本中の度肝を抜いたほどにインパクトがあった。
  • ザビエル渡来450周年記念祭。大成功を収め、そのものずばり、「ザビエル450」と屋号を変えたホテルまで現れた。
  • その他数え上げたらキリがない。

 

里脇浅次郎司教

1955年~1968年

1955年2月25日鹿児島知牧区は司教区に昇格、初代司教には里脇浅次郎師が任命され、1955年5月3日司教に叙階された。
1968年12月19日里脇司教は長崎大司教に任命されて転出

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