小教区における集会祭儀と司祭召命の促進
10月8日(日)と「スポーツの日」の9日(月)の2日間、教区本部とカテドラル、そしてオンラインを使ったハイブリッド形式で全小教区から主任司祭と信徒代表が集い、教区の重大事項について検討する「教区評議会」が開催される。
今回のテーマは、小教区における集会祭儀と司祭の召命の促進で以下のような視点で話し合われる。
小教区における集会祭儀
司祭の数の減少により、鹿児島司教区内の小教区において主日のミサが挙行できない状況が増えてきています。今後もますます主日のミサが確保できない傾向は強まっていくものと思われます。以上のような緊急事態に対応すべく、司祭評議会及びコンベンツス(教区内で働く全聖職者の会合)において、「司祭不在のときの主日の集会祭儀」の実施とその司式者(信徒・修道者)の養成に教区として取り組んでいくことを確認しました。
今回の教区評議会では、私たちの教区がこのような状況にあることをまず皆さんで認識し、主日の集会祭儀に関する本質的な部分(ミサとの違い・主日に集まることの意味・司式者養成の方針など)について理解を深めることを目指します。
司祭召命の促進
教区において主日にミサではなく集会祭儀が行われるという事態は主として司祭の不足、司祭召命の不足によるものです。それゆえ、集会祭儀の積極的な側面を大事にすると同時に、私たち鹿児島司教区の信者は司祭召命を求める心、司祭召命促進の具体的な手立てについても意識を向ける必要があります。今回の講話と意見交換を
通してミサを大切にすることと司祭召命のために祈ることが表裏一体であることを皆で確認していきます。
※評議会は8日15時から始まり、9日正午からの派遣のミサで終了する予定。