キリストの福音上陸の地・鹿児島

【2020年9月号】鹿児島カトリック教区報

投稿日:2020年8月28日 更新日:

紙面の主な記事

【1面トップ】「すべてのいのちを守るための月間」について「司教の手紙」—中野裕明司教
【2面トップ】差別主義と平等主義(6)—紫原教会主任司祭・山口好信神父
【3面トップ】今後の運営のあり方を模索—鹿児島きぼうの電話が総会で分かち合い
【4面トップ】教区シノドス これからどう進む①—教区シノドス推進会事務局・長野宏樹

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紙面のプレビュー画面

司教の手紙⑳「すべてのいのちを守るための月間」について

教皇が取り上げているこの「地球環境保護」というテーマは、単に、物理的な地球の生態系の変化のことを指しているのではなく、それは人間性の破壊に及ぶものであり、したがって、私たちの行動原理にまで、反省を促すものであります。

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6月は「イエスの聖心の月」です。イエスの心臓が茨の冠で拘束されながらも愛の炎を燃え上がらせているご絵を思い浮かべてください。このような熱い愛を、洗礼の恵みを私たちは受けているのです。

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5月は聖母月。19日に聖霊降臨の祭日を祝います。復活節はこの日をもって終わります。教会の誕生日である聖霊降臨の日、新信者は、父である神、子である神、神の母である聖母を頂く家族の一員であることを喜んで自覚するのです。

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約3年間の地上での宣教活動で発信されたイエスのメッセージの主旨はただ一つ、それは「あなたたちが信じ礼拝している神は、わたしの父であり、また、あなたたちのお父さんである」ということです。

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人祖アダムの罪(原罪)の傷を負った人類は、あるいは、洗礼によって、原罪から解放された信者であっても、自分の責任で犯す神の十戒への違反は神から赦される必要があります。そうしないと、その人は一生、自己矛盾の中で苦しむことになります。