キリストの福音上陸の地・鹿児島

第24回夏期集中講座第1日

投稿日:2015年8月18日 更新日:

秘跡はキリストとの出会い

秘跡には、基本的に以下の共通した点がある。

  1. 根本的に、”しるし”としての性格を帯びている。しるしは、”ものや動作”と、その動作の意味を明らかにし、キリストのわざと結びつける”言葉”からなっている。
  2. ある現実をもたらす。キリストとの出会いが実現する。(秘跡が正しく行われるとき、必ず出会うというキリストの保証がある)
  3. 秘跡はキリストの意志によって教会に託されたので、教会は本質的に勝手に違えたり増減したりできない。
  4. 秘跡は授ける側にも受ける側にも、信仰告白と礼拝行為の最たるものである。

【配布資料】キリスト・教会・秘跡~秘跡をめぐって~

 使用テキスト
カトリックの信仰(鹿児島教区司祭評議会編)あかし書房出版

動画その1(47分54秒)

動画その2(34分15秒)

  • B!

お勧めの記事

1

6月は「イエスの聖心の月」です。イエスの心臓が茨の冠で拘束されながらも愛の炎を燃え上がらせているご絵を思い浮かべてください。このような熱い愛を、洗礼の恵みを私たちは受けているのです。

2

5月は聖母月。19日に聖霊降臨の祭日を祝います。復活節はこの日をもって終わります。教会の誕生日である聖霊降臨の日、新信者は、父である神、子である神、神の母である聖母を頂く家族の一員であることを喜んで自覚するのです。

3

私たち人間と神の子イエスとの関係は、「洗礼を受けることによって、人間となられた神であるイエス・キリストに固く結ばれる」ことだということです。

4

約3年間の地上での宣教活動で発信されたイエスのメッセージの主旨はただ一つ、それは「あなたたちが信じ礼拝している神は、わたしの父であり、また、あなたたちのお父さんである」ということです。

5

人祖アダムの罪(原罪)の傷を負った人類は、あるいは、洗礼によって、原罪から解放された信者であっても、自分の責任で犯す神の十戒への違反は神から赦される必要があります。そうしないと、その人は一生、自己矛盾の中で苦しむことになります。