教区シノドス関連

鹿児島教区シノドスで103名が集い「教会の3つの柱」を分かち合う

投稿日:2019年10月19日 更新日:

鹿児島教区代表者会議(教区シノドス)は10月13、14日の二日間、教区内の司祭、修道者、信徒の代表103名が集い、教区本部とザビエル教会で開かれました。

鹿児島教区初の開催となった「教区シノドス」のテーマは、『教会の3つの柱(集まり・交わり・派遣)を生きる』。

初日はザビエル教会主聖堂で開会式に続いて全体会が行われ、中野司教から「教区シノドスの意義と課題」について約40分の講話が行われました。

全体会における中野司教の講話

講話の後、以下の9つのグループに分かれて分科会。

A 聖書に親しんでいるか
B 班制度が活かされているか(教会の福音化)
C 主日のミサの充実
D 外国からの移動・移住者との連帯
E 若者と教会
F 社会との関わり(社会の福音化)
G 教区組織の充実
H 高齢社会と教会
I 家庭と教会

2日目は、初日に続いてそれぞれの分科会で分かち合いを深めた後に全体会。各分科会からの分かち合い結果報告と中野司教の講評。その後、閉会ミサで散会となりました。

教区シノドス・閉会ミサにおいての中野司教の説教

お勧めの記事

中野裕明司教の紋章 1

約3年間の地上での宣教活動で発信されたイエスのメッセージの主旨はただ一つ、それは「あなたたちが信じ礼拝している神は、わたしの父であり、また、あなたたちのお父さんである」ということです。

中野裕明司教の紋章 2

人祖アダムの罪(原罪)の傷を負った人類は、あるいは、洗礼によって、原罪から解放された信者であっても、自分の責任で犯す神の十戒への違反は神から赦される必要があります。そうしないと、その人は一生、自己矛盾の中で苦しむことになります。

中野裕明司教の紋章 3

「幼児洗礼」と「成人洗礼」という二つの洗礼のかたちは、「親子愛」と「隣人愛」の関係で捉え直すことができるのではないかと思います。つまり、幼児洗礼を親子関係で、成人洗礼を隣人関係で捉えるという事です。

中野裕明司教の紋章 4

ミサでキリストの体をいただく信者は皆、キリストの体を形成している、という事です。1943年、教皇ピオ十二世は「キリストの神秘体」と題する回勅を発布し、当時の教会論の基礎に据えました。聖体拝領する信者はその度ごとにキリストを救い主とする信仰共同体を形成していくのです。

中野裕明司教の紋章 5

イエスの極めつけの言葉を送ります。「朽ちる食べ物のためではなく、いつまでもなくならないで、永遠の命に至る食べ物のために働きなさい。これこそ、人の子があなたがたに与える食べ物である。」(ヨハネ6・27)

-教区シノドス関連
-

Copyright© カトリック鹿児島司教区 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.