『教区シノドスの意義と重要性を考える』をテーマに開かれた、鹿児島教区司祭大会での中野司教の基調講話を公開いたします。
今回の司祭大会はコロナ下のため三蜜回避策を講じた上での開催で、会期は1月19、20の2日間に短縮。インターネットを通じてリモート参加の司祭、助祭もありました。
中野司教の講話
講話ダイジェスト版のプレビュー
信徒有志が作成した司教講話のダイジェスト版です。
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『教区シノドスの意義と重要性を考える』をテーマに開かれた、鹿児島教区司祭大会での中野司教の基調講話を公開いたします。
今回の司祭大会はコロナ下のため三蜜回避策を講じた上での開催で、会期は1月19、20の2日間に短縮。インターネットを通じてリモート参加の司祭、助祭もありました。
信徒有志が作成した司教講話のダイジェスト版です。
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今回は世界宣教の日(10月23日)に因み、禁教令下最後の宣教師シドティ神父についてお話します。彼は、1708年屋久島に上陸、すぐに捕らえられ、長崎の奉行所で尋問を受け、翌年、江戸に送られ、キリシタン屋敷に収監されます。
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イエスの指摘(マタイ10・34~39)は、私たちの生活の現実を見事に言い表しています。つまり、たとえ血縁関係にあっても平和は構築しがたい、もし平和が欲しいなら、自分とイエスとの関係性で考えなさい、という勧告です。
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「イエスのみ心」の信心の始まりは、あくまで十字架上で血を流された、あのイエスの心(愛)を観想することです。「永遠のいのちの糧であるパン」と「多くの人の罪のゆるしのために流される血」を受けて、イエスの愛を生き、他者を愛する力が与えられるよう祈りましょう。
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