「 年頭の辞 」 一覧
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《2024年 年間目標》洗礼の恵みに気づき、それを生きよう(2)
人祖アダムの罪(原罪)の傷を負った人類は、あるいは、洗礼によって、原罪から解放された信者であっても、自分の責任で犯す神の十戒への違反は神から赦される必要があります。そうしないと、その人は一生、自己矛盾の中で苦しむことになります。
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【2024 年頭の辞】---《2024年 年間目標》洗礼の恵みに気づき、それを生きよう
「幼児洗礼」と「成人洗礼」という二つの洗礼のかたちは、「親子愛」と「隣人愛」の関係で捉え直すことができるのではないかと思います。つまり、幼児洗礼を親子関係で、成人洗礼を隣人関係で捉えるという事です。
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2023年〈年頭教書〉福音宣教の現場としての小教区とカトリック施設
2023年の司牧指針はこれまで教区が歩んできた4年間の道を前進させることにあります。つまり、2019年10月に開催された「教区シノドス」の実りと、2022年10月に開催された「教区評議会」の実りを引き続き前進させることです。
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【2022 年頭の辞】--- ザビエルさまの聖徳に学ぶ・列聖400年を記念して
日本で初めて、ザビエルさまを迎え入れた鹿児島教区として、ザビエルさまの聖徳、すなわち「聖人としての証」についてご一緒に考えてみたいと思います。
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【2021 年頭の辞】--- 光は暗闇で輝いている
昨年からの新型コロナウイルス禍のせいで私たちはこれまでの生活習慣の変更を余儀なくされています。全世界の人々が、欺瞞や強欲の精神から解放され、真理であり光である神の子イエス・キリストを褒めたたえ真の平和を希求することができますように。
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【2020 年頭の辞】--- 教皇訪日とシノドスを経て今後の展望
「まず神の国とその義を求めよ、そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(マタイ6・23) 鹿児島教区のみなさま、新年あけましておめでとうございます。 昨年私たちはとても大きな恵みに満たされまし ...
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2019 年頭の辞 --「神の国」について
「一年の計は元旦にあり」と申しますが、今年の年頭の辞は、「わたしの司教職の計は元旦にあり」ということになります。つまり、司教紋章の聖句に掲げたモットーは、今年限りではなく、私の在任中ずっと継承すべきものであるといえます。もちろん、「神の国」というテーマは、イエスご自身の生涯のテーマでしたし、イエスがもたらした、福音のキーワードです。