8月と言えば、15日の聖母被昇天にザビエル祭。今年はもう一つある。AYD。つまり、アジアンユースデー。中央協議会のホームページには次のようになっている。
「AYDはアジア28カ国のカトリック教会青年代表者が集い、ホスト国の文化・社会と教会の福音的な取り組みに触れながら、典礼、体験学習、ホームステイ、文化交流、自国紹介など、8日間共に祈り、共に学び合いながら、信仰を生きるアジアの仲間と出会い、アジアの青年の連帯と信仰を深めるアジアの青年大会です。」
テーマ「アジアの若者よ。目覚めよ!殉教者の栄光があたなに輝く」を次の3点から深めていくことになっている。
- 信仰の原点を思い出すこと。
- 信仰を再発見すること。
- 現代社会の証し人として、イエスと共に歩むこと。
(いずれも募集チラシより)
今年の開催地は韓国・テジョン。日本からの参加者は100人。当初は参加者確保が危ぶまれたが、教皇が来られると分かったらあっという間に埋まった。日本の若者たちにとっても教皇がもっとも会いたい人の一人らしいと分かって心が和んだ。
そんな若者たちが、昨年のワールドユースデーのときと同じように、信仰を再発見する巡礼となることを祈りたい。政治的問題があるとしても、それだからこそ、同じ「信仰を生きるアジアの仲間」として「ともに祈り」、「連帯と信仰を深める」機会にして欲しいと思う。お互い英語でのやり取りになると思われるが、「現代社会の証し人として、イエスと共に歩むこと」ができる出会いの場となることを心から祈りたい。
ちなみに、鹿児島からの参加者は私を含めて若者2人に司祭1人の4人。沢山のお祈りをお願いしたい。