司教執務室だより

ロザリオを手にしよう

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堅信式にはプレゼントのロザリオを持参することにしています。イタリア製をはじめ、韓国製やベトナム製、遠くはメジュゴリエからのものもあります。中学生から大人までかなりの数がプレゼントされましたが、「学校に行く時、仕事に行く時、いつも鞄やポケットに入れておいてほしい」とお願いしています。

どれだけの人がそうしているか知る由もないのですが、忘れていたら思い出してほしいと思います。

ロザリオの月に当たり、とくに堅信を受けた中高生のみなさんに書いてみます。

「堅信式は大人の信者になる式」と教えられています。大人の信者とは一人でもお祈りのできる信者になるということです。家族に勧められて不承不承ミサに行くようでは大人の信者とは言えません。その点、ロザリオは一人でできる便利なお祈りの道具です。

光の神秘、喜びの神秘、苦しみの神秘、そして栄の神秘の四つの神秘を全部暗記していなくてもいい。もちろんできたらいいのですが、学校の行き帰り、休み時間など、ポケットのロザリオをそっと握って、心の中でアベマリアのお祈りをするだけでもいいのです。

心が落ち着くから不思議です。それが、マリア様からの答えであって、こうしてロザリオを握りしめるだけで、マリア様は母として喜んでくださるのです。先ずはロザリオを通して母であるマリア様との親しい親子の関係に気付いて欲しいと思います。

ロザリオを手にする機会が増えるにつれ、友達のため、家族のため、困っている人のためにもお祈りしようという気持ちになれば、これはもうれっきとした大人の信者になったしるしと言うことができます。

ところで、イエス様の十字架上での「はい」は、子供の頃マリア様から学んだものです。どんなに苦しいときでも神様に「はい」と答えられる前向きなマリア様を、イエス様はいつも側で見ておられたに違いありません。だから、あの十字架上のクギの痛みにも耐え、逃げたりせずに、しっかり受け止める力が湧いたのです。

いろいろの学校行事、友人関係、勉強のことなど苦しいことや悩みも多いと思いますが、そんな時には、ロザリオを手にしながら、マリア様とイエス様にならって、どんなことでも「はい」と受け止める力が頂けるようお祈りします。

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