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司教の手紙 ㊸ 「世界宣教の日」に寄せて
2022/10/01
今回は世界宣教の日(10月23日)に因み、禁教令下最後の宣教師シドティ神父についてお話します。彼は、1708年屋久島に上陸、すぐに捕らえられ、長崎の奉行所で尋問を受け、翌年、江戸に送られ、キリシタン屋敷に収監されます。
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司教の手紙 ㊷ 「すべてのいのちを守るための月間」に寄せて
2022/09/05 中野司教
教皇フランシスコが命がけで、訴えていることは、二つの回勅で指摘されていることがらが真実であるかどうかを、私たちが暮らしている現場、あるいは日常生活の中で確認する作業を怠らないようにということです。
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司教の手紙 ㊶ 「平和旬間」に寄せて
2022/08/01 中野司教
イエスの指摘(マタイ10・34~39)は、私たちの生活の現実を見事に言い表しています。つまり、たとえ血縁関係にあっても平和は構築しがたい、もし平和が欲しいなら、自分とイエスとの関係性で考えなさい、という勧告です。
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司教の手紙 ㊵ 「いのちの福音」について
2022/06/30 中野司教
「いのちの福音」は神からいただいたすべての「人間のいのち」について、カトリック教会の教えを体系的に論述したものですが、私は、胎児のいのちに限り、論点だけをお話いたします。
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司教の手紙 ㊴ 「イエスの聖心の月」に寄せて
2022/06/02 中野司教
「イエスのみ心」の信心の始まりは、あくまで十字架上で血を流された、あのイエスの心(愛)を観想することです。「永遠のいのちの糧であるパン」と「多くの人の罪のゆるしのために流される血」を受けて、イエスの愛を生き、他者を愛する力が与えられるよう祈りましょう。
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司教の手紙 ㊳ 聖母月に寄せて~聖母マリアと平和~
2022/05/02 中野司教
教区の皆さまお元気でしょうか。 わたしたちはこの5月を聖母月として過ごします。それは、5月が自然の中に、生命の充満を感じとれる季節でありますし、典礼においては復活したキリストがもたらした永遠の生命を賛 ...
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司教の手紙 ㊲ 見よ、世の罪を取り除く神の小羊を
2022/04/01 中野司教
新型コロナパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻という歴史的な変容の中で、主イエスの復活を黙想し、その意味を明かしていくことはとても意義深いことです。今回はこの復活祭の意味についてお話ししたいと思います。
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司教の手紙 ㊱ 心の中のウイルスに気をつけよう~四旬節メッセージ~
2022/02/28 中野司教
教区の皆さま、お元気でしょうか。 今年の四旬節も新型コロナウイルス禍の中で過ごすことになりそうです。そこで今回はイエスの教えとウイルスについてお話します。 「ウイルス」という言葉が、マスコミで多用され ...
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司教の手紙 ㉟ 過去を見直し、今を見極め、未来に備える~教区創立記念日に寄せて~
2022/01/30 中野司教
2月25日、私たちは「教区創立」67周年を迎えます。教区創立とは、教区司教が任命され、教会法的に言うなら、世界に広がる「普遍教会」の中の、一つの部分教会として認められたということです。この機会に鹿児島教区のことを3つの視点から皆さんと分かち合いたいと思います。
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司教の手紙 ㉞ 聖マリアと聖ヨセフとともに神の子の誕生を祝う
2021/11/30 中野司教
今回はクリスマスを迎える準備として、マリア様とヨセフ様のことに思いを馳せながら信者としての生き方を求めていきたいと思います。
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司教の手紙 ㉝ 「王たるキリストの祝日」に寄せて
2021/10/30 中野司教
この世に存在しながら、神の国の建設を目指すわたしたちは、神のみ旨を追求するために、神の言葉への回帰に努めたいと思います。この日に始まる「聖書週間」はその良い機会になるのではないでしょうか。
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司教の手紙 ㉜ 天地の創造主、全能の父である神を信じます
2021/09/25 中野司教
教区の皆さま、お元気でしょうか。 今回は私たちが主日のミサで必ず唱和している使徒信条の冒頭の句「天地の創造主、全能の父である神を信じます」の意味をご一緒に考えてみます。 新型コロナウイルスの世界的感染 ...