ウクライナでのロシアによる殺戮が一日でも早く終結するよう、教皇フランシスコは全世界の兄弟に向かって心を合わせて祈るように呼び掛けておられます。
具体的には、来る3月25日(神のお告げの祭日)に午後5時から、聖ペトロ大聖堂で、「回心の儀」が開催されます。その儀式の中で、午後6時半ごろから、「ロシアとウクライナのマリアの汚れなき聖心への奉献の入りを」唱えます。教皇フランシスコは、ご自分と一緒に全世界の兄弟たちが唱和してくれることを望んでおられます。同じ時間というと、日本では26日午前2時半頃です。
添付の祈りを、もし可能でしたら、個人で、あるいは共同体で教皇様と同じ時刻に唱えていただければ幸いです。そうでなくても、27日の主日のミサの中で唱和していただきたいと思います。
全世界の教会が、心を一つにして、無原罪の御宿りの聖母に向かって同じ意向で、執り成しを祈るのです。私たちは祈りと断食(犠牲)と愛の行為を捧げて、苦しんでいるウクライナの人々のために聖母の助けが与えられるよう祈りましょう。
2022年3月23日
鹿児島司教
フランシスコ・ザビエル 中野裕明