カトリック平和旬間

投稿日:2020年6月26日 更新日:

日時:
2021年8月6日 – 2021年8月15日 終日
2021-08-06T00:00:00+09:00
2021-08-16T00:00:00+09:00

1981年、教皇ヨハネ・パウロ2世は広島で、「過去を振り返ることは、将来に対する責任を担うことである」と述べられました。戦争を振り返り、平和を思うとき、平和は単なる願望ではなく、具体的な行動でなければなりません。そこで日本のカトリック教会は、その翌年、もっとも身近で忘れることのできない、広島や長崎の事実を思い起こすのに適した8月6日から
15日までの10日間を「日本カトリック平和旬間」と定めました。

「平和旬間」に広島教区と長崎教区では、全国から司教をはじめとして多くの信者が集まり、「平和祈願ミサ」がささげられます。各教区でも、平和祈願ミサや平和行進、平和を主題とした映画会、講演会、研修会、平和を求める署名などが行われます。

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